こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style

テディベア×こぎん刺し。他にはないテディベア、こぎん刺しのクマ雑貨を作ります。

戦争と平和を考える本

おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。

 

終戦の日を前に、戦争と平和について考える機会も多くなると思います。

私は小学生の頃、「平和学習」として、ある有名なアニメ映画を見せられました。

ただその映画の描写は大変に刺激が強く、私は嘔吐し熱も出しました(当時は関連性がわかりませんでしたが今思えば間違いなくショックのためだった)。

その後も学校で見せられて感想文を書かされる機会があり、苦痛でした。

気分が悪くなる生徒もいました。また友人も私と同じように見てて具合が悪くなったそうです。

戦争とは悲惨なものですが、このような学習だといたずらに恐怖心を植え付けるだけで何の成果も生みません。

学習とは自分で何かを考えて、ひとつの見解を持ち、他人と共有しあうことではないでしょうか。

「こういう怖いことがあるから戦争はよくない」と教えるのは違うように思っていました。

人により、感じ方が違うと思いますが、私が読んで、考えるきっかけになった本を紹介したいと思います。

 

梨木香歩『りかさん』(新潮社)

祖母からもらった古い市松人形「りかさん」。本当は、リカちゃんが欲しかったらしい、小学生の主人公のようこちゃん。

りかさんは、他の人形と話ができます。

友達の家で、「青い眼の人形」(の残骸)と出会います。

青い眼の人形は、日米友好のために相互に贈られ、小学校などに残っている所もあります。ですが太平洋戦争中、「戦意高揚」として破壊されたり燃やされたりしたそうです。

異国の人形を通して、遠い国の美しい風景に思いを馳せたり、外国の女の子の夢のような暮らしを想像した日本の少女も多かったことでしょう。

戦争が起こり、そういう少女たちの外国の文化への憧れを否定し、人形を破壊させる事で精神を鍛えるとは、どう考えても理にかなっているとは思えません。


あさのあつこ『花や咲く咲く』(実業之日本社
主人公は洋服をデザインして作ることが好きな女学生。戦時中に、おしゃれをすることを禁じたり、近所同士でお互いに監視し合うことに疑問を抱きます。

仲良し四人組で、それぞれに合うブラウスを作ります。その中で、戦争への疑問、将来のことを話し合います。

「勝つために」や「軍人さんのため」に、個人の自由としか言えないことが制限されたり、ささやかな楽しみが奪われたり。

そう言う日常的な描写と、それに対する女学生の視点からの疑問が出てきます。

よく分からない国の大義名分のため、国民の小さな幸せが奪われたり許されなくなることが何より怖い(国は国民を守るためにあるのではないのか?)。

 

石内都ひろしま』(集英社

広島の原爆資料館に所蔵される、原爆で犠牲になった方が身につけていた衣類の写真集です。

主に女性の衣類を写しています。

戦時中はモンペなどの国民服しか許されていなかったと聞きましたが、色や模様が鮮やかな洋服が多くてそうでもなかったのかと思いました。

ただ、最初に見たときは、直視できませんでした。どのように酷い最期だったか、目の当たりにしたように感じたからです。

ですがエッセイに『ひろしま』について下記のようなことが書いてあり、少し見方が変わりました。

(このエッセイ、タイトルは忘れました…『絹の夢』か『写真関係』だと思うのですが) 

どの服も、いま青山のショーウィンドウに並んでいてもおかしくないほど洗練されていて素敵だと感じた。

この衣類を撮るときは、おろし立ての状態と、初めて着たときの気持ちを想像して撮ることを心がけた。

そうすることで、衣類の持ち主の女性の魂が天に昇るのを感じるから。

 

新しい洋服を着た喜び、それを着て出かける用事。

こう言う、ささやかな幸せを失うことはあってはならないのです。

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どれも比較的読みやすいものですので、気軽に手に取る機会になれば嬉しく思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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