こぎん刺しは、1つの模様「単位模様」を囲んだり、つないだりして、広げていきます。この囲んだりつなげたりするための模様を「囲み」「流れ」といいますが、その区別がいまいち分かりませんでした。
で、調べてみました。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
今日はその、囲みと流れ模様の違いについて、私が調べて解釈した結果を書いていきます。それ以外の連続模様「連続」「つなぎ」についても述べます。
まずは「囲み」と「流れ」の違いを、「花こ」模様をもとに説明したいと思います。
「花こ」とは単体だとこのリンクにある小さな模様(koginbankさんより)。
その「花こ」、囲み模様になるとこうなります。
■「石畳の花こ囲み」
中心に正方形のあるひし形の模様が 「石畳」。
それを取り囲む、太陽のような形の模様が「花こ囲み」。
花こがつながって、単位模様の「石畳」を囲んでいるからこれは「囲み」になります。
こちらが「流れ模様」
■裏うろこの花こ流れ
「花こ」がつながって、斜線のように模様を囲んでいるのがわかります。
このように、単位模様を囲み、模様を全体に展開していく、つなぐ役割をするものを「流れ」 と言えます。
前の「囲み」の写真は、一つ一つが独立していますが、この「流れ」では模様がつながっていますよね。
流れ模様を単体で表すと、斜線のような形になります。
図案集などでは、こういう斜線上のものを「流れ」と言っていたので、
あまりピンときませんでした。
単に糸目だけでつないだ模様は「糸流れ」というようです。
単位模様を斜めに刺した場合も「流れ」と呼ばれるそうです。
ちなみにこちらは「かちゃらず入り豆こ流れ」。
まとめると。
「囲み」は、単位模様を囲むための模様、「流れ」は、斜線状になって繋ぐための模様のことなんですね。
単に同じ模様が続くのは「連続」と言います。
これは「梅の花の連続」です。
単位模様が合体したようにつながった場合は「つなぎ」と呼ぶようです。
まず結び花。
結び花がつながった「花つなぎ」が有名です。
これは「ねこのまなぐつなぎ」。
元の図案はこちら(koginbankさんより)。
模様の呼称に厳密な正解はありませんが、
迷われている方の参考になりましたら幸いです。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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