こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style

テディベア×こぎん刺し。他にはないテディベア、こぎん刺しのクマ雑貨を作ります。

てこなこの形。~こぎん模様のルーツに関する個人的な考え。

 こぎん模様の てこなこ(蝶)、家紋の「上下向い蝶」に似てるなと思いました。

 

おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。

 

こぎん刺しの模様には、一見して形が何なのかわからないものも多いです。

この「てこなこ」もそうでした。

てこなことは蝶の意味。これ、どう蝶なのだろう?と思っていました。

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こぎん刺しは布目を数え、奇数の糸目で刺していきます。

技法上の制限があるため、模様の形もそれに沿って形作られることになります。

中央の形が羽の形にも見えますし、触角にも見えます。

「これは蝶の形」と言われないと初めての人は分からないと思います。

 

蝶の文様に込められた意味を調べた時に、

たまたま家紋の蝶を目にして、上下向かい蝶、という家紋に似てるように思いました。

(形は下記リンクをご覧ください)

家紋集-蝶

羽を広げた2匹の蝶が上下に向かい合い、中央で触角を合わせるように並ぶ紋です。

 

こぎん刺しは農家の女性が麻の着物の補強のために始めたもの。

そのような身分の女性に家紋がわかっていたのか、という疑問もあるかもしれません。

「家紋」は知らなかったとしても、着物の意匠、模様の一種、ということでは知っていた可能性があるのではないのかと思います。

 

こぎん刺しには、紗綾型や亀甲など、日本古来の模様に由来するものもありますし、

ふくべ、うろこなどの、古くから伝わる縁起模様もあります。

うろこは能装束にも使われますし、歌舞伎役者の佐野屋市松の着物の模様に由来する市松模様もあります。

着物はこういう模様で飾られるもの、という概念が当時の女性たちにあったのではないかと思うのです。

 

とはいえ、個々の模様がいつごろできたのかということもよく分かっていません。

最初は麻布に糸目を通しただけで、徐々にひし形の模様が生まれた、ということなので、最古の模様は地刺しという、糸目を通しただけの模様と推定できます。

また上記の古典模様のほかに、山での作業の安全を願った「さかさこぶ」や、「田の畔」、「べこ刺し」、「ねこのまなぐ」など身近なものを題材にしたと思われる模様もあります。

 

着物の意匠の一つとしてこういう形の蝶の文様があることを誰かが知っていて、こぎんの模様にその名前が付き、広まっていった、という風にも考えられるように思うんです。

 

といって、横にすれば蝶に見えるから! というだけかもしれませんが…。

(ただ当時は布の縦横を逆にする、という発想の方が無いような気がします…)

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今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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