こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域の こぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

曇天の下の牡丹の花~総刺しこぎんクマ

けれども、編んでいるうちに、私は、この淡い牡丹色の毛糸と、灰色の雨空と、一つにとけあって、なんとも言えないくらい柔らかくてマイルドな色調を作り出していることに気がついた。(太宰治『斜陽』) 

 

その牡丹色はこんな色なのかなと。
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おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。

 

ここ数日天気が悪い日が多かったように思います。

関東は、昨日今日は晴れていますが…。

これから冬に向かう季節、曇り空が増えてくるような印象があります。

それは札幌や弘前など、北日本で過ごしてきたからでしょうか。

 

冒頭で引用した太宰治『斜陽』の一節は、鮮烈に頭に残る文章でした。

柔らかい毛糸の牡丹色は、手にしてみると濃すぎるように感じるかもしれません。

ですが冬の空の下では、温かみがありかつよく映えるような気がします。

暗色の一種の赤は少し沈んで見えますし、橙や黄色だと空の色と相反する印象。

ピンクの中でも、少し強いピンクが良く合うのかもしれません。

 

よこから。
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うしろから


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こぎん刺しは、1chiさんの虹糸と、つきやさんの糸を使いました。

ピンクのグラデーションです。

 模様は「くるびからの鼠の歯こと結び花囲み」でしょうか。

古作の写真からおこしました。
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大きさは

 高さ7cm(耳を入れると8cm)×横7cm
奥行5cm
※自立はできませんので座った状態です。


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 牡丹は弘前ねぷたの台座部分にも描かれますね。

 

今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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