風景画家や写真家はたくさんいるのに、
東山魁夷に惹かれるのはどうしてなのだろう。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
東京の国立新美術館で開催されている「生誕110年 東山魁夷展」に行ってきました。
↑展示会出口に撮影用のパネルがあります。
青の画家、と言われるほど青や緑の色調が印象的で、絵の世界に引き込まれるように思えます。
日本の風景だけでなく、北欧やドイツ、フランスなどの風景も日本画で描いています。
「白馬の森」は、青い夜(と思った)の森にいる一頭の白い馬。
この馬は実際に森の奥から現れたのが、幻想なのかは分からない。
この絵を再び見て、自分にとって思い入れのある絵をひとつあげるならこれだと思いました。
冬の厚い雲に覆われた太陽に照らされた、白く雪が積もったような木を描いた「冬華」は北欧の景色だそうですが、懐かしいように思えました。
北欧には行ったことはありませんが、冬の日、雪の中で見上げた太陽が雲に覆われて、真珠のように白く淡く光るのを見たことを思い出したから。
最初に見たのは、中学の頃。
大学生になって改めてその時の展示会の図録を見て好きになりました。
どこかで見たことがあるような気がする、でも見たことはおそらくない景色。
どの絵にも、心の奥に響くような物語を感じる気がしました。
風景を表現した絵や写真はたくさん見てきたけど、東山魁夷ほど印象に残る絵はそうない気がする。
最後の展示室にあった、どこにでもありそうだけどどこにもない景色を描いた「夕星」。四本の木の上に、星がひとつ輝いている景色です。
これが最期の作品のようでした。
(この絵のポストカードを探しましたがありませんでした。人気の様子です…)
心の奥にある、ありふれているけどかけがえのない思い入れのある景色。
そういうものが呼び起こされるから、惹かれるのだと思いました。
展示会概要はこちら。
平日昼間に行っても結構混雑していました。
チケットは前もって購入しておくとスムーズかもしれません。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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