北海道でまた大きな地震がありました。
まだ寒い季節なので心配です。
駅などで一夜を過ごされた方もいらっしゃるかもしれません。どうか一刻も早く落ち着きますように。
今週のお題「雪」
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
こんな時に今週のお題「雪」ですが。
私は実は札幌出身で、その後弘前に住んでいるので、冬になれば雪が降るのは当たり前のこととして育ちました。さらにいうと吹雪の日に生まれました。
小学校などで冬休みに入る際の注意事項として、通常の注意に加え下記のようなものがありました。
「屋根の下を歩かない・つららを取って遊ばない(落雪に巻き込まれるから)」
「道路の横の雪山に登らない(交通事故の危険があるため)」
「車が来る場所でソリなどで遊ばない(同上)」
このような注意は雪国特有と思いますが、
本州で大雪になった時に公道でソリで遊んでいた子供がいたと聞いて、必要性がわかりました。
普通は白い雪ですが、夕方になると反射して青く見えたり、そこに街灯が当たってオレンジや白に見えることも。
こぎん刺しの白と紺のコントラストは、山肌に積もった雪(白)と、
土肌や木(黒)を表しているとも言われます。
かつては農作業のできない雪の降る冬、新しい着物を作るためにこぎんを刺し、
仕立てた着物を春に来ていたという話もあります。
あさぼらけありあけの月と見るまでに吉野のさとにふれる白雪(坂上是則『古今和歌集』巻第六冬歌)
大雪になると不便になったり、最近では災害をもたらすものですが、
本来雪は美しいものでもあるはずです。
上記のように『古今和歌集』などにも雪を詠んだ歌はありますし、能面でも「雪月花」があります。
雪月花とは四季(冬秋春)の美しさを表す言葉だそうです。
このように雪は古くから日本の季節感を表すものだったと思うし、
私にとっては降れば当たり前に冬を感じるものでした。
2月も後半ですし、もう降らないと思われる雪ですが。
北海道や青森ではまだ降る可能性もあります。。
被害の出ない程度にしてほしいとは願います。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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