昨日のラグビーワールドカップ。
試合を見ていましたが、それより気になったのが、
各所に日本ならではの伝統模様が配置されていること。
伝統模様はこぎん刺しにも取り入れられているので興味深いです。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。
インタビューの時には、日本代表のユニフォームの白い部分に、
四枚菱、矢羽根、青海波、紗綾型の模様が入っていることが分かりました。
四枚菱とは、ひし形が4つ集まった形。…武田家（武田信玄の）の家紋を想像していただくと分かりやすいかと。
こちらのこぎん模様の中央のような形です。「まめこ」と呼ばれることもありますね。
※こぎんの模様の名称は一定ではないことがある。
矢羽根は着物によく用いられた、破魔矢の矢をかたどった模様です。
こぎん刺しにも「矢羽根」、形が違いますが「矢の羽刺し」があります。
青海波は海の波の形をした、うろこのような模様。
紗綾型は、卍を崩したような形。
家の長久を願う模様で、武家に好まれたとも言われます。
紺に白で刺すと潔い印象になりますね。
また、スタジアム会場内では亀甲模様もありました。
長寿の亀にちなんで、不老長寿を表す模様です。
ウサギに合わせた「うさぎと亀」。
試合ももちろん楽しみですが、
こぎん刺しを始めてから、模様のルーツになっている伝統模様にも興味を持つようになりました。
こぎん刺しも伝統模様も、着物に使われていた点は共通しています。
だから、こぎんの模様には当時の着物の模様から着想を得ていることは自然なのではないかと。
伝統模様のこぎん刺しを取り入れたテディベアやマスコットをそばに置いていただくことで、模様に込められた意味も伝えていければ嬉しく思います。
充実した日々を楽しむ、大人の心の友達に。そしてこぎん刺しを未来へ。
伝統ある模様のテディベアは大人にこそ似合います。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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