『千載和歌集』は、どこか物悲しいような、ぞくっとする寂しさを感じるような歌が多いように感じます。
正統な王朝文化の雅を感じる(個人の感想ですが)古今和歌集、幽玄といわれる新古今和歌集とはまた違う雰囲気があるようです。
夜をかさね声よわりゆく虫の音に秋の暮れぬるほどを知るかな
(大炊御門右大臣 巻第五秋歌下 331)
虫の音もまれになりゆくあだし野にひとり秋なる月の影かな
(仁和寺法親王道性 巻第五秋歌下 334)
引用したのはごく一部で秋の歌ですが、とても惹かれた歌です。
冬歌ではこんな歌がありました。
水鳥を水のうへとやよそに見む我も浮きたる世を過ぐしつゝ
永遠に不変のものなどない、不安定な世の中を生きていることを水鳥に重ねているように思えます。
読まれた風景は研ぎ澄まされたように美しいけれど、どこか寂しさもある。
無常観を風景の美しさに重ねて詠んだ歌が多いように感じます。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
このクマができたとき、
古の貴公子が秋の夜、ひとりで庭を眺めながるような景色を感じました。
しずかに虫の音が聞こえ、笛を奏でたりするかもしれません。その音は闇に消え。
津軽塗模様の畳縁が、装束のように見えたのかもしれません。
ちなみにこの津軽塗の模様は「唐塗」という、津軽塗で最も一般的な模様です。
赤があでやかな感じだったので、黒は渋めにと思って作りました。
ところどころにこぎん生地の裏側、つまり裏模様を使っているのもこだわりです。
津軽塗にこぎん刺し、津軽の伝統の美しさを感じてもらえたら嬉しいです。
こちらもiichiからminneにかえておうち探しをしています。
色違いの赤はこちら。
※小物はセットではありません。
ちなみにminneでは15000円以上で送料無料となるため、赤黒ペアでお迎えいただくと送料無料の対象に(1体8000円)!
片方の手の内側の紫、黒の足底の赤い津軽塗などところどころリンクしていますので、
ひな人形のようにならべて飾るのも素敵ですよ。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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