こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域の こぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

総刺し終了♪

こんばんは。
kogin*bear style こひろです。

総刺しがやっと完成です☆依頼いただいて製作中の作品でした。
これからベアになるのですが、古作こぎんのように、黒か紺の生地に白糸でとのご依頼でした。
二枚目の画像は裏面です。

といって実は2体分です。
総刺しをやると、刺した分の生地が厚みを増して重くなっていきます。
こぎん刺しが、元は衣服の補強のためのものであったと改めて感じる瞬間です。
これは12センチほどの大きさですが、もっと反物のように大きな生地であれば、さらに重みがあったろう…と思うのでした。

昔の人は、こういう黒系の生地に、少しの明かりで刺していたようです。
布を見ないで、感覚で刺していたとのこと、リズムを指が覚えているのでしょうね。

そして、この色合い…雪と土でまだらになった、冬の山肌のようです。

さて、これから仕立てです(`・ω・´)
仕上がったらまたのせたいと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございます(^-^)