こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域の こぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

間違えることは駄目なのか。

こんばんは!
kogin*bear style こひろです。


こちらのこぎん。

糸は草木染(どんぐり)を使っています。
少し太めで、引っかかる感じの刺し心地でした。

本当は「梅の花」だけで仕上げる予定でしたが、
ひょんなことから、3種混ざった模様になりました。

梅の花、と呼ばれるこぎん模様には何種類かあって、
この花びら(?)部分の目数を、5目のところを4目で刺したのに途中で気づき。

だいぶ刺してしまっていたので、
そのまま進めることにしました。
その後、段数がずれていることにも気づきました。

ずれた原因はわからないのですが、
布が横長なことと、糸が太く強いのでその関係ではないかと思いました。
(縦横を間違えるとずれることがありますが、耳があるので今回は間違ってはいません)

半分刺して止め、違う模様に切り替えることを思いつき、
竹の節を入れました。

中央には「市松」を入れて、段数のずれを調節してから、
本来の梅の花を刺していきました。

こぎんの場合は、間違ったら戻るのが正しいのだと思います。
でも、古作こぎんを見ていると、段がずれていたり、模様が間違っていると思われるものが残っています。
当時は方眼紙や正確な図案集はないですし、布も自分で織っていたために、正確な升目にはなっていないのでしょう。

この仕上がりは失敗なのかもしれないと思うと同時に、
なんで、失敗と決めつけないといけないのだろうという気持ちが出てきました。
古作こぎんのように、もっとおおらかであっても良いのではないかと。
そして、糸が草木染だからかもしれませんが、これはこれで「個性」なのではないかと。

それで、そのままほどかずに使うことにしました。
模様を組み合わせた、古作のような面白い雰囲気になったと思っています^^

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

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