こぎん刺しとテディベア製作。
両方あって、kogin*bear styleの作品は成り立ちます。
そして、作ること、表現することは生きることで、生かされること。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
自分とこぎん刺しの関わりについて、考えることがありました。
私はこぎん刺しとテディベア両方の作家です。
それぞれのよさが合わさって、作品を生み出しています。
どちらが欠けてもいけないのだと思います。
こぎん刺しに関しては伝統模様、古作の模様を使うことにこだっています。
単純に、古作の方が美しいと思うから。
ベアを作るときには、どうしても切り出すことになりますが、
どこをどう切り出しても美しいのです。
もちろん、全体に刺しても綺麗なのですが。
例えばこれは、上の画像の犬に使ったこぎん模様。
上の竹の節の部分は活かしきれていないのですが(足裏に少し入ったかも)、
伝統模様の入り具合で、表情が作られています。
伝わってきたものを活かす、ということでは、
昔の人が刺した模様を大切にしたいなと思っています。
かつてのように着物に刺すこともなくなりましたし(少なくとも日常着としての和服は今はごく限られていると言える)、
母から娘、またその娘へと伝えることが私にはできません。
(今後母から息子へ、父から娘へ伝わる時代になるのだろうか)
前にも書いたと思うんですが、
私にとって作ることは生きることです。
生きている中で感じること、思うこと、季節の移ろいなど、
自分の中に溜まっていきそうな思いを、形に表現することで吐き出しているという感じです。
(今はあまり詳しくは触れませんが)今まで、普通とは言えないようなことも色々経験して生きてきました。
時間が経ったり問題が解消した今も、精神的に引きずっていることもあります。
他人から見たら些細なことかもしれませんが、経験した当事者にしか理解できないものなのだと思います。
そういう中で、誰かに寄り添えるようなぬいぐるみや動物のグッズを作りたい。
孤独を感じている人にも、一人じゃないと思ってもらえたらいい。
命ある限り、作り続けたいと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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時間:10:00~18:00(最終日は16:00)
場所:浅草アミューズミュージアム2階 手仕事のギャラリーマーケット
★iichi(いいち)出品中。
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