こぎん刺しの認知度が上がってくるにつれて、
作家に求められるレベルも上がってきているように感じています。
その中で残っていくために、何をしていくべきなのか。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
2018年10月に、浅草アミューズミュージアムで開催された「津軽のこぎんと刺し子展」。
私も出展していましたが、例年にない大盛況でした。
佐藤陽子先生のワークショップがあったり、「こぎんに手を引かれて」と言う映像が館内で流れていたりなど、特別な企画もあったのですが、
何よりまず、こぎん刺しへの関心の高まりがあるのではないかと。
普通のこぎん刺し作品、と言うことになると、ある程度色々な人が作るようになりました。
ワークショップやキットも普及しつつあるので、「このくらいなら私でも作れる」というお客様が多いように感じています。
そんな中で、見る人を惹きつけて行くには、自分ならではの持ち味を出していかないと難しいのではないかと言うことを感じました。
展示会自体は私が何を言うまでもなく盛況ですが、自分自身の出展と言うことを考えると、反省点が多かったように思います。
私の作るものは、小さいものが多いです。
そのためか、「こぎんを見せる」という観点からはどうしても弱くなってしまったようでした(物が小さいため、面積がどうしても小さくなる)。
こぎん刺し自体の素晴らしさを伝えるには、やや弱いのかなと感じました。
(それで大きめの商品を並べようと思った次第)
加えて今回からは、ディスプレイを黒一色にしました。
展示会の客層を考えたら逆効果の可能性が高いと思いつつ、自分らしさが出せるのはこの雰囲気だと思ったからです。
「何か暗いし小さいしよくわからない」と思われた方もいらしたかもしれません。
黒系の路線はこの先も続ける予定です。
「ぬいぐるみは女子だけのものじゃない」と言うことで、クールな雰囲気を出していきたいと考えています。
レザーアイテムもありますしね。
良い意味で、こぎん刺しやテディベアのイメージを裏切る雰囲気を作りたいのです。
そして私は、ものづくり1本、しかもテディベア×こぎん刺しに絞ったものづくりをしています。アクセサリーや服飾品などはありますが限られます。
材料販売やワークショップは基本していません。
そのことに気づいてから、作ることは表現すること、生きることと気づきました。
毎日が形のないものを形にする訓練。自分の心と向き合い、素材を扱い、思う形に近づける訓練。模様に込められた意味を知り、そこから得られた発想を形にしていく。
本心を抑えない、偽らないこと。
これからが始まりと思っています。
これから、どう変化していくか、見ていただけたら本当に嬉しいです。
イベント出展も12月(詳細末尾)、2019年1月、3月(詳細は改めて)と決まりました。
時期も場所も近いのですが、飽きさせずどこか新しい側面を見せられるよう、準備していきます。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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【イベント】
■2018年12月21日(金)~24日(月)「Art Gift Market」
時間:21日(13:00~20:00)、22日(11:00~20:00)、23日(11:00~20:00)、24日(11:00~19:00)
会場:渋谷ヒカリエ 8/COURT (東京都渋谷区渋谷 2-21-1 8階)
http://www.hikarie8.com/court/2018/11/art-gift-market.shtml
■2018年12月20日~25日「「赤、緋、朱、紅いろいろせかい展」~加藤日砂プロデュース企画展」
時間:10:00~20:00(最終日は17:00)
会場:松屋銀座
東京都中央区銀座3-6-1
(東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結)
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【kogin*bear styleの商品に会えるお店】
■津軽工房社
青森県弘前市元寺町52
http://tsugarukoubosha.jimdo.com/
■コミュニケーションショップ どて箱
青森県弘前市土手町112-1
http://www.alpha-td.co.jp/dote.html
■La Pomme-ラ・ポム 青森県産品ショップ&ネイルサロン&エステサロン
弘前市土手町65
営業時間9:30~18:30 木曜定休
https://www.facebook.com/LaPommeAomori?pnref=story
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