横浜美術館で、6/23(日)まで開催の、
「Meet the collection アートと 人と 、 美術館」を見てきました。
開館30周年記念の展示で、2部構成になっています。
盛りだくさんで、1部を見たらいったん休憩して2部を見たくなるくらい。
(※再入場はできませんので不可能)
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
この展示は、日本、海外の作家による様々なジャンルの美術作品が展示されています。
「こころをうつす」では女性の内面の情念にスポットが当てられます。
鏑木清方の「春宵怨」。水炎のような柄の着物に、糸巻柄の帯。髪にはいくつものかんざし。着飾って鼓を手にする舞妓が抱える恨みは誰に、何に対するものだろう。
女性の感情を表す表現において、黒髪は重要な要素であるように思いました。
展示室の空間全体をつかった「いのちの木」。
曼荼羅やインドの刺繍のモチーフにもあったような、あらゆる生命が生まれ出ていくような混沌とした空間だった。
「まなざしの交差」で展示されていたマン・レイの「不滅のオブジェ」は、メトロノームと白黒写真を使った作品だけど、布袋寅泰のギタリズムを連想するようなかっこよさに目が離せなかった。
写真があればいいのだけど、撮影OKだけど、なんとなく撮れなかった。
そして、ここで工藤甲人の絵が見られるとは思わなかった。「地の手と目」が展示されています。
戦争や災害の報道写真や絵画、過去にそういうことが起きた場所の写真を展示した「あのとき、ここで」。
忘れない、と口で言うのは簡単だけど、そのためには記録は不可欠。
そして、記録されたものを残していくことも。
今、現実に起きていることもある。ということも同時に思い出した。
第2部の「イメージをつなぐ」では、オブジェや現代アートがメイン。
こちらには奈良美智やマグリットも展示されているので、見たい方も多いと思う。
「王様の美術館」をみながら、マグリットの絵はなぜここまで印象的なのかを考えてみた。
全てとは言わないけれど、青や灰色など落ち着いた色調で描かれていることがおおく、見ていて落ち着く色合いだと思う。
描かれている風景や静物も、正統的に美しいと感じられる(美術の是非は分からないところはあるけど、そういう人間が見ても普通に美しい絵と思えるということ)。
そんな中で、違和感のある物体がメインに描かれている。「王様の美術館」であれば、中央にいる透明な人物。背景が黒一色で、目鼻口だけ描かれた人物の胴体には風景画が広がる。
安定的な美しさと、強烈な違和感を覚えるモチーフ。この対比で印象に残るのだと感じた。
色々とかいてはきたけど、広いジャンルの作品が見られる企画展だったと思う。
もしかしたら1度行っただけだと見落としたり見切れないかもしれない。
でもその分、心に響く作品が見つかると思う。
23日までなので、興味のある方はぜひ。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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