『古作こぎん刺し収集家・石田昭子の ゆめみるこぎん』(石田舞子編著・グレイルブックス)
いまさらながらわりと最近、東京の越前屋さんで購入しました。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
石田昭子さん、純粋にこぎんが好きで、その熱意で集めておられたのが伝わりました。
江戸時代より日常着に施されていたこぎん刺し、明治に入り鉄道の普及などで着物が手に入りやすくなると廃れ、姿を消していったそうです。
このように、集めて残していこうという方々がいなければ途絶えていた工芸だったかもしれません。
こぎんの伝統を理解し後世に伝える。それが私たちにできることなのだと思います。
こぎん刺しでテディベアを作るという、少し異端なことをしているように思われますが、伝統の模様を使うということは崩さずに続けています。
『ゆめみるこぎん』では古作こぎんからの模様もいくつか紹介されています。
刺してみました(54ページの島田刺し)。
糸は虹色工房1chiさんの虹色こぎん糸を使いました。
夜に撮ったので色味が少し違って見えます…
模様は基本模様なので、中央の模様のリズム(目数のようなもの)、囲みのリズムを覚えたら、割と簡単にさせます。
が、かちゃらず囲みがたまにあわなくなります。
強引にですが合わせました(笑)。
夕空のようなイメージの色にしました。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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