自分の原点のようなもの。 - こぎん刺しのテディベア作家 kogin＊bear style こひろ

先日、たまたま出身高校の名前で検索して、

高校の時にお世話になった先生の訃報を知りました。

（その先生は２年目で転勤されたし、担任などではなかったので接点は薄かったかもしれない）

日付しか書いてなかったので何年のことか不明（ブログなどのお知らせに年を書かないとこうなるんだね…ブログやSNSは自動で年月日が出るからわかりますが）。

地元を離れたり卒業して何年もたっていたらこうなりがち…

おはようございます。

こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

その先生は倫理の先生で、最初の授業は『論語』にある、

「子曰く、学びて思わざれば則ち罔（くら）し、思いて学ばざれば則ち殆（あやう）し」という一説の説明でした（※）。

つまり知識だけ学んでも自分で考えなければ活きた知恵にならない。逆に自分ひとりで考えるだけでは思考が狭くなったり間違った方向に行ってもわからないということ。

このことは大学に進学してもずっと心に残っていました。

学校などでならう教科書の内容は、従来の研究の積み重ねでほぼ間違いがないという内容（それを覆す新しい研究成果が出れば結論は変わる）。

それをそのままうのみにするだけでは本当の「学び」とは言えず、その知識をもとに自分で考えを広げていくことが大事だと思うんです。

その先生の倫理の試験は論述が多く、それなりに筋が通った自分の考えを書ければ高得点になるので、平均点はいつも80点を超えていました。

たぶんこれはまず、正解かそうでないかをとりあえず考えないで自分の意見を文章にする、という力をつけるためだったのではないかと今になって思うんです。

大学以降の勉強では、自分の考えを述べて相手を説得することは必須です。

私自身は、教えられたことをすべてそのまま疑わずに受け入れるということはできない方です。中学生頃から、周りのいろんなことに疑問を持っていました。

今でも、いろんな考えがある中で、自分がこれだと思うものを選んでいます。

自分の意見や考えていることを文章にして述べることで、評価されたり受け止められたりすることは、この先生の授業や試験がきっかけだったような気がしています。

自分が今まで生きてきたことって、関係ないようでいて、つながっていると感じることはよくあること。

自分の感覚を大切に、今の時間を大切にしていきたいなと思います。
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※第２章「為政第二」第15　だそうです。原文は「子曰、学而不思則罔、思而不学則殆」。

★kogin＊bear style 活動情報★

■「カラフル展」
会期:2021年5月27日(木)～6月6日（日） 11:00-18:00

※今後も変更の可能性があります。
会場:galleryIYN
大阪市北区中崎西1丁目8-24
JR大阪駅徒歩10分
阪急梅田駅徒歩7分
大阪メトロ「中崎町」駅徒歩2分

【kogin＊bear styleオンラインショップ】

☆オーダー受注は TanoMake（タノメイク）

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★iichi（いいち）洗練されたおしゃれな大人向けなアイテムはこちら。
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【kogin＊bear styleのクマに会えるお店】
■津軽工房社
青森県弘前市元寺町52
http://tsugarukoubosha.jimdo.com/

■La Pomme-ラ・ポム青森県産品ショップ＆ネイルサロン＆エステサロン
弘前市土手町65
営業時間9：30～18：30　木曜定休
https://www.facebook.com/LaPommeAomori?pnref=story

※界津軽様の、宿泊者限定でご利用いただける売店でも総刺しこぎんクマ・こぎんクマスコットを販売しています（青森県南津軽郡大鰐町）。

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