今週のお題「最近おもしろかった本」
最近読書のペースが落ちている気がします。
ずっと何かしら作っているので…
本は興味を持ったものを読む方ですが、たいていおもしろく読んでます。
外れたな…ということもありますが、それはそれで「こういう本があるんだ」
「どこが面白いんだろう」と考えるのがおもしろいです。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
最近読んで面白かった本(と行っても先月ですが)は
小野不由美『営繕かるかや怪異譚』です。その2もあります。
古い家や町で起きる不思議な出来事を、修繕によって解決する話です。
怪異とは言いますがそれほど怖くはありません。
物にも街にも、人の思いは蓄積していくんだなと改めて感じます。
怪奇現象というものは科学的に解明されている面もあり、研究が進めばいずれ解明できると言われています。かつて怪異といわれた日食が天体現象とわかったように。
でも、古い事件や災害、事故の記憶、そういうものにまつわる感情を後の世に語り継いで伝えるという意味で、民話や怪談は生まれたのではないかと思います。
そこにどういういわれがあって、なぜそういう現象があると言われるのか。
それを知ることで、かつて過去にそこで起こった出来事を知ることになるから。
そしてその出来事は災害の伝承のように、教訓として後の人を救うことになりうるから。
「過去を知る」という点では、怪談話は単なるデマと片付けられないような気もしています。そもそも、そのデマがなぜ起きたかが重要なので。
この『営繕かるかや怪異譚』その弐にこぎん刺しが登場した! という話は前に書きました。
古作こぎんの写真も合わせて。
おもしろかったというのとは違いますが、ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』を再読して。
昔読んだのと印象が違う! 何か別の物語と混同した? という驚き。
神学校の厳しい規則の中でつぶれていく話のように記憶していたけど、退学になってるし。絶望していくという点では最終的には同じなのかもしれませんが。
いつも読んでくださりありがとうございます。
★kogin*bear style 活動情報★
【出展予定】
■第5回こぎんcafe祭
会期:2022年11月12日(土)-13日(日)
会場:成増アートギャラリーA
(〒175-0092 板橋区成増3-13-1 アリエスビル3階)
入場無料
【kogin*bear styleオンラインショップ】
☆オーダー受注は TanoMake(タノメイク)
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■津軽工房社
青森県弘前市元寺町52
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