2018-08-29

基本模様でもこの迫力！　古作こぎん模様を刺してみた。

浅草アミューズミュージアムで見た、

古作こぎん模様を刺してみました。

おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

刺した模様はこちら。
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枯山水の砂のような囲み。

目の中央にてこなこがあるようです。

1chiさんの虹糸と虹色コングレスを使いました。

元の模様の画像はこちら。
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黒い生地全面に、白の糸が出ています。

てこなこを八重の糸囲み、かちゃらず流れ、さらに六重の糸囲みとかちゃらず流れ。

基本模様の組み合わせですがそれだけでこの迫力。

同じ単位模様を繰り返して刺したり、3目刺す「糸囲み」という模様で囲んだり、

「糸流れ」といって、同じく3目刺す模様で、模様同士をつないだりすることで、

こぎん刺しを展開していけます。

私の刺した方は、布が小さいので模様が入りきっていません。

また現代のコングレスなので模様は縦長にはなりません。

「夢見る揚羽」のイメージで作ってみたかったのですがどんなクマになるか^^

今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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2018-08-28

まる子を卒業した後に。

昨夜、『ちびまる子ちゃん』の作者、さくらももこ氏の訃報が流れました。

驚かれた方も多いでしょうが私もその一人です。

さくらももこ公式ブログ - さくらプロダクションからお知らせです。 - Powered by LINE

おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

さくらももこ氏を最初に知ったのは『ちびまる子ちゃん』でした。

病院の待合室か何かにおいてあった『りぼん』、連載漫画が多いうえ、恋愛関係の漫画が多く、小学校低学年の子供が途中で読んでも楽しめた数少ないマンガが『ちびまる子ちゃん』でした。

主人公も小学校3年生と割と小さく、身近な題材をテーマにしていることが、

幅広い世代に支持され、アニメ化されて『サザエさん』同様定番化したことの理由ではないかと思います。

描かれているのは女の子の日常ですが、なんなら男の子が読んでも分かると思うので…。

『りぼん』を卒業する年齢になって（中学入学後は読まなくなった）、

漫画自体もあまり読まなくなった頃、次はエッセイストのさくらももこに再会しました。

最初に読んだ本はどれだか忘れましたが、図書館に置いてあった本は、さくらももこ氏のあの柔らかいタッチのイラストで、

まあ、ちびまる子ちゃんの作家が書いた本だよねと思って（失礼）何気なく読んだら引き込まれました。

固すぎず重すぎず、漫画のように面白いんです。

それでいて「誰でも読めるように文章を軽くしよう」といった計算は微塵も感じませんでした。とにかく作者本人が自然体で楽しく書いているような印象です。

ちびまる子ちゃんと同じころから、大人になるまでを書いた3部作（だったでしょうか）『あのころ』『まる子だった』『ももこの話』が一番印象的でした。

「まる子」のイメージしかなかった「さくらももこ」の内面を初めて知りえたように思いました（もちろん私たちは本を通じてしか知りえないのですが）。

普段はおとなしいそうですが好きなことにはとことん情熱を費やすところ、

絵本や美術など、綺麗なものや小さいものが好きなところなど、共感できるところもたくさんありました（全て本の中でしか知りえないので性格的なところは本当かどうかはわかりませんが）。

まず「自分が大人になる」というイメージすら描けていなかった小学生の頃に出会った『ちびまる子ちゃん』。

まさかこんなに急に作者が亡くなるなんて思いもしませんでした。

ご冥福をお祈りします。

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2018-08-27

総刺しこぎんクマ　空色

1【作品紹介】総刺しこぎんクマ

爽やかな空の色のような、

キーチェーンタイプの総刺しこぎんクマです。

甲子園が終わる頃のような空の色に見えました。

（本当は野球のルールも分からないしあまりみていないけど…）

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おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

甲子園、今年は金足農業が頑張りましたね。

注目したのは駒大苫小牧優勝以来かもしれません。

といっても前にも書いた通り、野球自体への興味や理解が薄いので、見ていたといえるほど見てもいないのですが（汗）

甲子園はわからないにせよ、終わると夏が終わる印象があります。

そんな時期の、風や空の雰囲気を表現したのがこのクマです。

（猛暑も早く終わってほしいですが）

横から。
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サイズは、

高さ7cm（耳を入れると8cm）×横7cm
奥行5cm
※自立はできませんので座った状態です。
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こぎん模様は「蜘蛛刺し」。

蜘蛛は虫の蜘蛛と推測されますが、雲の切れ間からのぞく空のようにも見える気がします。
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価格は本体5,500円で、納品予定です。

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2018-08-26

【iichi出品】総刺しこぎんクマ:紅白

1【作品紹介】総刺しこぎんクマ

iichi出品、今回はこの1点です。

文字通り紅一点。

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おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

赤と白の総刺しこぎんクマは、初期の頃から作ってきました。

一番最初のこのサイズのが確か白か黒だったと思うのですが、

安定して作れることから、赤白のも作りました。

飾りはパールビーズとクロス。革紐で結んでいます。

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サイズは、

高さ7cm（耳を入れると8cm）×横7cm
奥行5cm
※自立はできませんので座った状態です。

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www.iichi.com

価格は5,000円＋送料。

これから秋に向かう季節。

クリスマスにも合いそうです。

そして、大阪でのイベントも今日も開催されています。

猛暑の中ですがぜひお運びください^^

kurosuke3796.hatenablog.com

【イベント】

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2018-08-25

【新作紹介】総刺しこぎんクマ　ツユクサ（花物語シリーズ）

1【作品紹介】総刺しこぎんクマ

ブログをご覧の皆様へお知らせです。

はてなブログからの注意喚起がありました。不審なサイトには注意をしましょう！

staff.hatenablog.com

さて本題。

私が死んだら、ツユクサの花を見て思いだして下さい。

と言う程度に好きな花です。

花言葉は「なつかしい関係」。
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おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

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ツユクサの花はこちら。

ああこれか！と思われる方もいらっしゃるのでは。

道端などに咲いている、小さくて可憐な青い花。
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青い花ってなかなかないせいか、昔から気になる花でした。

その青さを表現したベアがこちらです。

手足は濃い緑で、葉を表してみました。
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サイズは
高さ7cm（耳を入れると8cm）×横7cm
奥行5cm
※自立はできませんので座った状態です。

10/23から浅草アミューズミュージアムで開催の展示に出展予定です。
詳細は後日お知らせします。

今日明日はこちらのイベントに、総刺しこぎんクマが出ています。

大阪方面の皆様、猛暑の中と思いますが、気を付けてお出かけくださいませ。

kurosuke3796.hatenablog.com

【イベント】

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2018-08-24

出張☆総刺しこぎんクマ（大阪 8/25.26）

イベント出展情報・アーカイブ

津軽工房社さんが出展される、

大阪府池田市で開催のイベントに

総刺しこぎんクマも混ぜて頂けることになりました☆

おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

台風20号が心配な中ですが…

今週末の25日26日、大阪府池田市の、リラクゼーションサロン Nadia様で
津軽工房者様の出展するイベントに、総刺しこぎんクマもご一緒できることになりました。
他のこぎん刺し作家様の作品販売や、ワークショップもあるようです。

以下、詳細です。
（津軽工房社様のFacebookページより）
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日時 2018/8/25(土)、26日(日)10:00-17:00
場所:リラクゼーションサロン Nadia
大阪府池田市栄町9-10
(サカエマチ商店街 1番街内)
最寄り駅:阪急宝塚本線池田駅より徒歩3分。

ブログで紹介されている出展者様がいらっしゃいました。

ameblo.jp

詳しい交通アクセスはこちらから。

www.salon-nadia.jp

津軽工房者様の草木染の糸やコングレスは、他にはない優しい色合いで、

植物の命をいただいていることが感じられます。

総刺しこぎんクマと、テディベアの顔型のヘアアクセサリー「ベアゴム」が出展だそうです。

まずは台風の被害がなく、無事に開催できることを祈っております。

関西方面にはなかなかいくことができないので（今回は委託なので、私は行きません）、大阪の皆様にもお手に取ってご覧いただければうれしく思います。

これから台風の影響が出そうな地域の皆様はもちろん、

すでに通過した地域の皆様も、十分に気を付けてお過ごしください。

【イベント】

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2018-08-23

【展覧会案内】津軽のこぎん刺し(9/9迄、浅草アミューズミュージアム)

浅草アミューズミュージアム2階で9月9日まで開催中の、

「重要有形民俗文化財～田中忠三郎コレクション～特別企画展　前期「津軽さしこ展」を見てきました。

おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

www.amusemuseum.com

中は写真撮影は自由です。

こんな風にこぎん刺しのされた着物が展示されています。

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古作こぎんは、目が縦長と言われますが、

こちらのこぎん刺しは、中でもかなり長いように思います。

長さは一律でない気がしました。
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縦長の理由について、福島県でからむし織りをして、その布にこぎんを刺している山内えり子さんの話として下記のようにありました。

「昔のこぎんは、模様が縦長になっていますよね。あれは、布の経糸の数に対して、緯糸が少ないからです。機織りの際、緯糸を縦糸にトントンと打ち込んでいくわけですが、打ち込めば打ち込むほど緯糸は縦糸に食い込みます。でも実際に織ってみるとそんなに打ち込めない。楽に打ち込める力加減で織れば自然と緯糸が少なくなります（後略）」(『そらとぶこぎん』第2号　11頁)

確かに手織りで布を生産していたら、緒る人によって変わりますから同じにはならないですね。

単位模様の連続でもこの迫力。

ピンぼけで恐縮ですが…こちらはやすこ刺しという模様を糸目で囲み、

さらに結び花の枠でつないだもののようです。
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こちらは、てこなこをひたすら糸目で囲み、かちゃらず流れでつないでいます。

これを見ると、一面真っ白な雪景色に、ところどころ見える家や木を連想します。
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模様に対する興味は強くて、古作の模様を見ると自分も刺したくなったり、

この模様はどこから来たのかと、昔の人の美意識に迫りたくなります。

また、こぎん刺しが生まれた時代背景をもっと知りたいし、よくある説明以上の説明を、自分で出来るようになりたい。

古作の図案を描いて刺して、その美意識に一歩一歩近づきながら、

自分らしい形で、こぎん刺しを将来に伝えていきたいです。

【イベント】

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こぎん刺しのテディベア作家 kogin＊bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域のこぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

基本模様でもこの迫力！　古作こぎん模様を刺してみた。

まる子を卒業した後に。

総刺しこぎんクマ　空色

【iichi出品】総刺しこぎんクマ:紅白

【新作紹介】総刺しこぎんクマ　ツユクサ（花物語シリーズ）

出張☆総刺しこぎんクマ（大阪 8/25.26）

【展覧会案内】津軽のこぎん刺し(9/9迄、浅草アミューズミュージアム)