こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域の こぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

こぎん研究会参加してきました。

日曜日は古作こぎん研究会でした☆


いつもより初めての方が多くて、しかもそれぞれ詳しい分野をお持ちの方で、とても充実した内容の会でした(*´∀`*)

そして、DVD録画を持ってきていただき、『美の壺』も見ることができました!


先日のブログの内容から、どう作っていくべきかと言うことを、しばらく考えていましたが。
今回の会に参加して、まずはこのまま、作りたいと思うものを楽しく作っていけばいいんだ、と思うに至った次第でした。
麻の着物の補強と保温のために行われていたこぎん刺し。
鉄道が来て、木綿の布が入ってくると、購入しやすくなったため、廃れそうになってしまったそうです。
いま、多くの人にとって着物で生活することはないと思います。

生活環境を、昔に戻すことはできません。元のままの姿で活かすことだけにこだわっていては、結果的に廃れてしまいます。

たとえ形は変わっても、模様を残していくということが大切なのだと思いました。

そうなると、ではなぜ、こぎんが発生したのか、実際はだれがどのように使っていたのか、といった由来を学ぶことも必要になってきます。

歴史(日本近世)を専攻していましたので、文献史学の観点から、こぎん刺しを取り巻く問題として、弘前藩の繊維産業についても調べてみたいな、と思います(^-^)
場所は違いますが、テーマが産業史でしたので…
由来を知るためにも取り組んでいきたいです。

成果も少しずつ発表できたら…と…。



画像は頂き物の桜饅頭。そして全身こぎんのベア。美味しくいただきました。
全身こぎんベア、ネーミングを考えようφ(..)

今日も読んでいただき、ありがとうございます!