本の紹介は別のブログでしているのだけど今回はこちらでも。
今年の夏に読んだ小説に辻村深月『ツナグ』(新潮社)がある。
新潮文庫夏の百冊をきっかけに読みました。作家自体は『かがみの孤城』で知りました。
亡くなった人と生きている人、お互いの希望が合えば一晩だけ、会って話ができる。
ツナグとは、その仲立ちをする人たちのことを言う。
「ツナグ」への連絡は運がよければつながり、運がよければお互いの希望があって死者と会えることになる。つまり「奇跡」。
誰かを亡くした人にとって、もう一度会いたい、話したいと思うこともあると思う。
伝えたかったこともあるだろうし、聞きたかったこともある。
逆に、会うのが怖いというのもあるかもしれないけれど。
亡くなった後も、自分のことを覚えていてくれる人はいるのだろうか。
ずっと後になって、自分のことを興味を持ってくれる(つまり歴史に残っている)人はいるのだろうか。
(私が思ったのはこちらだったのだけど)
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
オーダーいただいた製作をしていて、思い出したのがこの小説でした。
大切な人を亡くした人の気持ちはそれぞれでその人にしかそのつらさはわからないと思う。
だから、この本を読んでほしいと簡単に勧めることはできない。悪いことはもちろん書いていないのだけれど、かえって傷が深くなってしまうこともあるかもしれないから。
でも何かの拍子に気が向いたら、こんな本があったなと思い出して手に取ってみたら、なにかあなたの中で起こるかもしれない。
最後まで読めなかったとしても、それはまだそのタイミングじゃなかったということ。
しばらくそっとしておけばいい。
★kogin*bear style 活動情報★
「サツパン2」
会期:2021年10月29日(金)-31(日)11-17時(最終日は14時)
会場:Continental gallery(札幌市中央区南1条西11丁目コンチネンタルビルB1階
地下鉄 東西線 西11丁目駅 出口2 徒歩3分)
入場料:330円・3日間共通券550円(前売・当日とも)
キタ・コトリ2021 with サツパン2 ご来場予定の皆様へ - inkonite いんこにっと
【kogin*bear styleオンラインショップ】
☆オーダー受注は TanoMake(タノメイク)
オリジナルの総刺しこぎんクマを作れます。
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【kogin*bear styleのクマに会えるお店】
■津軽工房社
青森県弘前市元寺町52
http://tsugarukoubosha.jimdo.com/
※界津軽様の、宿泊者限定でご利用いただける売店でも総刺しこぎんクマ・こぎんクマスコットを販売しています(青森県南津軽郡大鰐町)。
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★kogin*bear style ホームページ
https://koginbearstyle516.jimdofree.com/
☆こぎん刺し紹介サイト
KOGIN LAB & SALON by kogin*bear style
https://koginlab.jimdo.com/
(English only)
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