同じような内容で、旧twitterのXで投稿したのですが
「動物に愛着を持つこと」
「動物と関わってきた文化や歴史に思いを寄せること」
と書きました。
ほかには「こぎん刺しの伝統の末端にいることを忘れないこと」です。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
こぎん刺しのテディベア、動物ぬいぐるみを製作していますが
対象にする動物に興味を持ち、好きになることは大切にしています。
身近でふれあえない動物や、動物園でしか見たことのない動物もいますが、
地球で一緒に暮らす存在であるのは間違いありません。
なので画像や動画を見て好きになることは大切にしています。
十二支の竜や猫又、アマビエなど、空想上の生き物もいます。
その場合は、人間にとってどのような存在なのか、どのように語られてきたのかということを考えます。
竜は神社仏閣などの飾りや、神話や伝説にも登場するので空想の生き物ながら日本人にとって身近な存在です。
(中国から伝来してきたので、アジア全般でそうかもしれませんが)
そういう竜を表現したものを子どもの頃からよく見てきました。
先にたつのは「怖い」という感情です。顔が鬼のようにも見えるし、迫力があります。
権威の象徴でもあるのでそうなのかもしれません。
だけど同時に、雷や水など、人間にとって大切なものの象徴だったり、災害など危険への戒めの象徴ともいえるような気がしました。
そして、こぎん刺しは津軽の女性たちが実用の中に美を見出してきたものです。
模様は母から娘へと受け継がれ、図案もない時代に、他の人の模様を見て学ぶなど工夫して続けてこられました。
一時は消滅の危機にあいながらも、民藝運動などで価値が見直され、現代に続いていると思います。
着物にしか使えないものだったら、段々と廃れていったのかもしれません。
しかし雑貨など色々な使い方ができるから、現代にまで模様が残っている。
将来まで同じ状況とは限らないと思います。
震災や台風などで、当たり前にあったものが失われてしまうかもしれない。
こぎんだけではなく、街の風景や風習も。時代とともに移り変わっていくものだから。
もしかしたら自分が作るものが、こぎん刺しというものを将来に伝える最後のひとつになるかもしれない。
その町の雰囲気を表現した最後のひとつになるかもしれない。
そういう思いは常に忘れないでいます。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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