こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域の こぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

【書籍紹介】『〈ルポ〉かわいい!竹久夢二からキティちゃんまで』

こんばんは。
kogin*bear style こひろです。
今日で無事、5DaysArtChallenge終わりました。
協力いただいた皆様、ありがとうございました!


今日は、本を紹介したいと思います。

青柳絵梨子『〈ルポ〉かわいい!竹久夢二からキティちゃんまで』(寿郎社 2012年)

戦前の少女雑誌から現代の読者モデルやキティちゃんまで。
かわいいとはなにかを考えた本です。

ここで紹介される、ありのままの自分を活かしたかわいさを目指す雑誌Olive、
キティのデザイナー山口裕子さんの話、
少女イラストレーター田村セツ子さん、
戦時中の少女雑誌を編集した中原淳一の話…
どれも印象に残り、いろいろと考えました。

感想や考えをこれから書きますが、
思いが強すぎて、読みにくいかもしれません。
そこはお詫びしておきますm(_ _)m


「かわいい」と言う言葉が似合うののは、女子中学生や高校生くらいまでで、
大人になるにつれて、「かわいい」ものは卒業しなきゃいけない、という風潮はあるように思います。
実際は、それぞれの年代に応じた「かわいい」は、実現できるはずなのです。

例えば、モヘアを使ったアンティークのテディベアは大人にこそふさわしいですし、
ゴスロリロリィタファッションとは違う、
大人向けのロマンティックな甘めな装いもあるのではないでしょうか。
ピンクを素敵に着こなす年配の女性も、何人もいらっしゃいます。


この本で、「かわいい」には年齢は関係ない、と改めて気づきました。
つまり、女性ならではの感覚で、
いくつになっても「かわいい」「素敵」と感じる心を大切にすること、
そういう、自分が気に入ったものに囲まれて豊かな心で暮らすこと。

そのような、かわいいものを求める心はいつの時代も同じです。
しかし戦時中、軍によって抑圧された時代がありました。
かわいいを追い求めることは個を求めることで、軍国主義には反するから。だそうです。
また文化は無駄なもの、という考えも当時はありました。

一人一人の個人の大切な心(さらに生命までも)を踏み潰す戦争は決してしてはならない。
どんな理屈よりも、心に響きました。


細かいテーマについて書き出すといつまでも終わらないので、またの機会に。

ともかく、これから年を重ねても、素敵、かわいいと感じる感覚を大切にしたい。
自分にとって心から大切にできるもの・ことで満たしていきたい。
自分が満たされることで、周りの人も幸せになれるような存在でありたいと思いました。

思いが先走って読みにくい文になりました。
すみません(´人`)

今日も読んで下さり、ありがとうございます。

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