「はだいろ」は差別？ - こぎん刺しのテディベア作家 kogin＊bear style こひろ

ある企業のプライベートブランドで、「はだいろ」という色名で表記した商品が、不適切な表記として撤去、今後は「ベージュ」になる、とのニュースを読みました。

そういえば「はだいろ」ってなかなか使わなくなりましたね。

ファンデーションだとオークルやピンク、洋服や肌着だとベージュ、ピンクベージュなどがよく使われている印象です。

「はだいろ」という色の名称はあるものの、2000年からはクレヨンなどでは使われていないそうです。

肌の色への固定観念がうまれるとして差別につながるからとのこと。

いろいろ意見はあるでしょうが、これ、本当にそうでしょうか？

おはようございます。

こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin＊bear style こひろです。

「はだいろ」とは日本語で、日本人の肌の色が大体こんな色の人が多いから、というのに由来するようです。

肌色という言葉からまず、「日本人はだいたい肌の色はこんな色」ということを知ることができます。

でももちろん、その通りではありません。人間の皮膚ですから、「この色であるべき」とは言えません。同じ日本人でも肌の色の濃淡はあり、それは自然なこと。

世界にはちがう肌の色（髪の色、瞳の色）の人がいます。外国の人へは、「はだいろ」という言葉には、「日本人の肌の色からつけられた日本の言葉、日本の色」と伝えればいいと思います。

違いを知るにはまず、自分たちはどうなのか、そして自分たちと違う人もいる、という順番で学んでいくものではないでしょうか。

自分のことがわからないままでは、違いを知ったり尊重することはできません。

差別につながるから、固定観念になるからと変えてしまうのは、説明や対話の機会を失ってしまうように感じてしまいます。

そもそも例えば、子供たちがクレヨンなどで塗り絵をするとき、「顔の色ははだいろで塗る」と決まっているのでしょうか？　赤やピンク、青で塗ると「顔は本当にそんな色？」などというのは大人の方ではないでしょうか。

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肌の色や髪の色はそれぞれ違いますが、みんなそれぞれ違った美しさ、よさがあるものです。自分たちと違うよさも認めつつ、自分の肌や髪の色にも自信を持てるようであればよいのではないでしょうか。

★kogin＊bear style 活動情報★

■第２回こぎんcafe祭
会期：2021年4月10日(土)、11日(日)10時～18時（入場無料）
会場：ギャラリーろくさん（東京都板橋区大山東町54-2）
交通：東武東上線・大山駅　徒歩3分
https://kogin.cafeblog.jp/2021041011.html

■「カラフル展」
会期:2021年4月29日～5月9日 11:00-18:00

※2週間延期になりました。今後も変更の可能性があります。
会場:galleryIYN
大阪市北区中崎西1丁目8-24
JR大阪駅徒歩10分
阪急梅田駅徒歩7分
大阪メトロ「中崎町」駅徒歩2分

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★minne キュートで親しみやすいアイテムはこちら。
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【kogin＊bear styleのクマに会えるお店】
■津軽工房社
青森県弘前市元寺町52
http://tsugarukoubosha.jimdo.com/

■La Pomme-ラ・ポム青森県産品ショップ＆ネイルサロン＆エステサロン
弘前市土手町65
営業時間9：30～18：30　木曜定休
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