「マネジメント」?「経営」?
企業を経営してたり、大きな組織で働いていたら別だけど、そうでない人に関係ある?
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/11/28
- メディア: 文庫
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通称『もしドラ』は、2009年発売。
多くの人にとっては「ああ、あったな」と言う感じでしょうか。
実際に読んだ方もいらっしゃるかもしれません。
私は発売当時は、冒頭のような感想を持ち、特に興味もありませんでした。
最近になって、紹介された記事を読んで、「そう言えば読んだことがないから読んでみよう」と思いました。
「顧客とは誰か?」「事業の目的とは何か?」と言う問いに易しく引き込まれ、引用されているドラッカーの文も読んで考える事になりました。
そもそも、マネジメントや経営者だけの物と思ってたことが違うとすぐ分かりました。
舞台は起業ではなく、公立高校の野球部です。高校の部活と言う卑近な例で、そこにマネジメントを当てはめると言うことからも分かります。
組織には、部活やサークル、町内会や親戚の集まりにまで含まれると言えます。
そこで個々人が強みを発揮して、目標に向かって結果を出す方法を考えるきっかけにもなるのかもしれません。
(組織で強みを発揮すると言うと、まず周りに合わせるべく欠点を指摘される事がままあります。これは良くないなと思います。
欠点ばかり指摘される組織では、人が萎縮して「無難な優等生」ばかりになってしまうように思います。
多少の欠点は皆あるので、そこはやり過ごす仕組みを作りつつ、人の強みを活かす方が組織として建設的なはずです。
仲良しグループではないはずなので、無理に他の人とは仲良くしない、で十分です)
それだけではなく、一人で仕事をするような人でも当てはまります。
個人で仕事をするからと言って、誰とも関わらず完全に一人で仕事をしているという人はいないはずです。
顧客や同業者、協力関係にあるパートナーのような人もいなければなりたちません。
自分の事業を組織に置き換えて、ひとつひとつ考えていく事で、大きなヒントがえられるのではないかと思いました。
また小説・物語としては、余り面白みはないかもしれません。誰かと誰かがくっついた別れた、登場人物の複雑な心理描写、人と人の心の駆け引きと言った描写はほぼありません。小説のこう言うのが面倒な人は抵抗なく読めます。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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