古くから地域に伝わる鬼の物語には、
桃太郎のように退治される悪いものではなく、
人間と交流した鬼もいたように思います。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
鬼は忌み嫌われるという側面だけではなく、
人との暮らしに良くも悪くも密接した存在だったのではないかと思っています。
弘前の鬼伝説について「古津軽」というサイトに記事がありました。
鬼は、一般的には怖くて悪い妖怪みたいものと思われていますが、
津軽の鬼は、山や川の自然界のように、厳しさと恵みを合わせ持つ神のような存在です。
昔語りでは、山から里におりてきて困っている人々を助けて働き、
時には一緒に遊ぶこともある、やさしい心と大きな力を持った頼れる兄貴のようなもの。
現在でも、災いを払ったり、子供の成長を見守ってくれる尊い神様として大切に思われています。
(「古津軽」鬼コより引用)
https://www.kotsugaru.com/story/maine_story/maine_story01.html
前に聞いたことのあった「十腰内」の伝承をテーマに作りました。
ねぶたの題材にもなっていたと記憶しています。
十腰内は弘前市の地名です。
刀鍛冶が、一晩に10腰の刀を打てる男を娘の婿に、と言っていたところ、
山から鬼が来て、10腰の刀を打ってしまいました。
恐ろしくなり一腰を隠したところ、鬼が「十腰ない!」と嘆いて山に帰った、
という話です。
製鉄の炎に灼けた鉄を、赤と黒で表しました。
こぎん部分は朱赤の糸に黒の糸。
十腰の刀を打った鬼の燃えるような思いも込めました。
こちら↓の水と森の守り神のクマを作ったときに、
十腰内の伝説もクマで表現したいと考えていました。
十和田の奥入瀬。
疫病も打ち破り、人々を守ってくれるような、そんな願いも込めました。
こちらのクマは弘前市のお店に納品予定。
無理なくお出かけできるお近くの方はお運びいただければ幸いです。
また外出自粛で特に遠出は慎まないといけない時期。
同じデザインで一部を変えたタイプは出品も予定しています。
健康をつかさどる模様「豆こ」を使って鬼を表現したこういう子もいます。
パンダカラーがイチオシ!
というか、鬼って何なんだろう。日本人にとって「鬼」はどういう存在なんだろう。
西洋の「モンスター」とは違う独特の存在のように思う。
考えていきたいように思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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