好きなことを仕事にしたとしても
嫌いになったり辞めたくなることはふつうにある。
それは仕方ないと思う、人間だから。
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア、ベアグッズ製作の、kogin*bear style こひろです。
私も、こぎん刺しを嫌いになることもある。
ぬいぐるみづくりからこぎん刺しを取り入れ始めたからか、
なんかうまく進まないときに、本気で嫌いになることがあった。
でも、嫌いになっても、たとえやめるにしても「こぎん刺しなんて嫌い」とは言ってはいけないような気がする。
現代では模様も刺し方も本やネットから学ぶことができる。
でも、こぎんは津軽地域に江戸時代から伝わっているもので、元は母から子へ、子から孫へと、女性たちにより伝えられてきた。結婚によって家や地域の交流が生まれ模様が広まっていった。
近代化で衣類が手に入りやすくなったら断絶の危機があり(こぎんをほどこした着物は貧しさの象徴として恥ずかしいものととらえられていたとか)、青森空襲で古作こぎんが失われたこともあった。
それでも現代に残し、県外どころか海外まで広まったのは、津軽地域の人たちが残そうとしてきたからだと思う。
模様を残し伝えてくれた先人への感謝、今も地元で刺し続けている人たちへの思い。
私は青森出身ではなくて、津軽の人の気質や性質を本当にわかっているわけではないと思う(札幌で生まれ、弘前に10年住んでいたとしても)。
そういう私がこぎん刺しで製作をすることにいろいろな思いを持つ人もいるだろうけど、好意的に受け入れてくれて応援してくれる人たちもたくさんいる。
そういう人たちの思いを一時の感情で否定することになってしまう気がする。
私は、ひとりの個人の作家であったとしても、自分の作るものが一つの歴史を作り、次世代に伝わるものだと自覚して作らないといけないと思っている。
弘前に暮らしたことのある立場として、応援してくれる人たちへの思いに応えるため。
大げさでもなんでもなく、歴史と伝統を受け継ぎ伝えるという自覚は持ち続けていたいと思う。
いつも読んでくださりありがとうございます。
★kogin*bear style 活動情報★
【出展予定】
■東京手づくり博
会期:2022年7月26日(火)-7月31日(日)
会場:西武渋谷店(150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-12)
【kogin*bear styleオンラインショップ】
☆オーダー受注は TanoMake(タノメイク)
オリジナルの総刺しこぎんクマを作れます。
https://tanomake.com/shops/105
★iichi(いいち)洗練されたおしゃれな大人向けなアイテムはこちら。
https://www.iichi.com/shop/koginbearstyle
★minne キュートで親しみやすいアイテムはこちら。
https://minne.com/@koginbear516
【kogin*bear styleのクマに会えるお店】
■津軽工房社
青森県弘前市元寺町52
http://tsugarukoubosha.jimdo.com/
※界津軽様の、宿泊者限定でご利用いただける売店でも総刺しこぎんクマ・こぎんクマスコットを販売しています(青森県南津軽郡大鰐町)。
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★kogin*bear style ホームページ
https://koginbearstyle516.jimdofree.com/
☆こぎん刺し紹介サイト
KOGIN LAB & SALON by kogin*bear style
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