3月に読んで最もよかった本がこちら。グロリア・ディッキー著/水野裕紀子訳『世界を旅して見つめたクマと人の長いかかわり』(化学同人社 2025年)
おはようございます。
こぎん刺しのテディベア・動物ぬいぐるみ製作の、kogin*bear style こひろです。
まず現在地球上にいるクマは8種類であると知らされた。
シロクマ(ホッキョクグマ)、ヒグマ、ツキノワグマ、パンダ、マレーグマあたり?
これらの他にメガネグマ、ナマケグマ、アメリカクロクマである。
この、世界にいる8種のクマすべてに会いに行く記録である。メガネグマはパディントンのモデルになったクマであるという。なかなか出会えないらしいです。
ナマケグマはインドに生息して、長い鉤爪を持っているためナマケモノと誤認されたことからこの名前が付いた。世界で一番、熊害が多いのはこの熊だという。日本にいるとヒグマ(グリズリー)かツキノワグマかと思うが、人口の多いインドの農村部の近くに住んでいるかららしい。
「ソフトパワー」と題されたパンダについてのエピソードは知っているものもいくつかあった。文章から想像するだけでかわいい。
日本にも生息するツキノワグマだが、縄文時代の土偶には熊もある。↓クマ形土製品(縄文時代後期) 尾上山遺跡出土(弘前市高杉字尾上山)
クマの肝を薬用にしたり、毛皮を加工したり、肉を食べたりしてきた歴史もある。ホッキョクグマは北極圏の氷が解けることで生存が危うくなっている。このほかの要因として、ヒグマとの交配があげられる。変なホッキョクグマがいるとして調査したところ、ヒグマの雄とホッキョクグマの雌の間に生まれた混血のコグマだった。ヒグマの遺伝子の方が強いため、ホッキョクグマの種の保存には脅威であるという。
人を襲う熊害のほかに、熊はサーカスの見世物などで人に虐待されてきた歴史も持っている。そのことも忘れてはならない。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
★kogin*bear style 活動情報★
【出展情報】
■東京渋谷手づくり博(委託で参加)
会期:2025年8月13日(水)-17日(日)
時間:10:00~20:00(最終日は17時まで)
会場:西武渋谷店A館7階催事場
(150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-12)
【kogin*bear styleオンラインショップ】
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