こぎん刺しのテディベア作家 kogin*bear style こひろ

コレクションしたくなる、大人のための心のともだち。青森県津軽地域の こぎん刺しを使ったテディベア作家のブログ。販売先・イベント出展情報・問合せ先は各ブログ記事末尾をご覧ください。

「布の絵画BORO 〜美しいぼろ布展〜」(アミューズミュージアム)

おはようございます。
kogin*bear style こひろです。
今日は大雪の予報ですね…。
皆様お住まいの地方は大丈夫でしょうか。
気を付けてお過ごしください。

布文化と浮世絵の美術館 アミューズミュージアム(浅草)で、
「布の絵画BORO 〜美しいぼろ布展〜」を見てきました。

「ぼろ」とは、着古した労働義や布団などの布の日用品のことですが、
それが美しい、というのはどういうことかというのが
こぎんをやっていながら、いまいち理解できていませんでした。

こぎん刺しとは、もともと麻布の労働着の補強のために、
綿の糸で、布の織り目を埋めるように刺したのが始まりです。
初めから綿布で着物を作れば早いのですが、
綿は高価だったためとされています。
そこから、色々な模様が生まれていきました。
模様に意味を見出したり、他の人との差別化を意図したり、
実用から美が生まれた典型と言えると思います。

展示を見ると、補強や次宛が重ねられ、
断片のような布に至るまで活用され、丹念に糸で刺している様子がわかりました。
そして、統一感もあります。
今、同じようなことをやろうとすると、
同じような種類(素材)や色の布を敢えて集めないと、できないのではないでしょうか。
化学繊維や染料が発達し、低価格でも色々な素材の衣類を作ることができるためです。
また、たとえ継を当てても長期間の使用に耐えられないような気もします。
現代は良くも悪くも、少し古くなったら新しいものを買えばいい、
という時代だと思うからです。

どちらがいいとか悪いとかは言えないと思います。
が、展示されていた衣類や日用品には、
人為的に作られたものとは違う、手仕事の迫力がありました。

展示品は、触ったり写真を撮ったりすることもできるそうでした。
こぎん刺しを見つけて撮影。


こういう、古作の連続の総刺しが好きです。

そして、こぎんつながりで
こちらの展示も開催中☆29日までです。

「暮らしのクラフトゆずりは東京展 愛する人のために……刺し子、裂織
場所:蔦サロン(10:00〜18:00)
〒107-0062 東京都港区南青山5-11-20
(地下鉄表参道駅より5分 B3青山学院方面出口)

今日も読んでくださりありがとうございます。

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★kogin*bear style 活動情報★
【イベント出展情報 2016】
■2016年1月12日〜1月29日
「暮らしのクラフトゆずりは東京展 愛する人のために……刺し子、裂織
場所:蔦サロン(10:00〜18:00)
〒107-0062 東京都港区南青山5-11-20
(地下鉄表参道駅より5分 B3青山学院方面出口)


【kogin*bear styleの商品に会えるお店】
■La Pomme-ラ・ポム 青森県産品ショップ&ネイルサロン&エステサロン
弘前市土手町65
営業時間9:30〜18:30 木曜定休
https://www.facebook.com/LaPommeAomori?pnref=story

■針仕事の専門店 ワサビ・エリシ
営業時間:11:00〜17:00 火曜定休(祝日は営業)
http://wasabielisi.com/

■TSUGARU PHOTO MEETING 結成1周年記念ベア販売中。
お問合せ、ご注文は、下記URLよりお願いします。
http://tsugaruphoto.saleshop.jp/items/1289999

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